PLAUDとAutoMemoはどう違う?フラッグシップ同士で見る3つの判断軸

AIガジェットレビュー
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AIボイスレコーダーを調べると、最後はだいたいPLAUDとAutoMemo(オートメモ)の二択に行き着きます。

ただし比べるなら、同じ格どうしで並べないとフェアになりません。AutoMemoには入門機の「R」と上位機の「S」があり、Plaud Note Proの相手になるのは、タッチ画面を備えたフラッグシップのAutoMemo Sです。先に結論を言うと、この2つは「どちらが高性能か」で選ぶ製品ではなく、違いは課金の形・本体だけで完結できるか・育てる機能の3つに集約されます。本来であれば両方使って比較したいところではありますが、私が使っているのはPLAUD側だけです。だからAutoMemoの使用感は語らず、公式情報で確認できた事実と判断軸だけを整理します。

そもそも何が同じで、何が違う?

どちらも「専用機で録音し、AIが文字起こし・要約する」という仕組みは同じです。スマホやPCと連携し、クラウドで処理する構造も共通しています。

画面についても、実は両方とも本体に持っています。Plaud Note ProはAMOLED画面を、AutoMemo Sは2.83インチのフルカラータッチ画面を搭載しています(各社公式)。つまり「画面があるかどうか」自体は差になりません

差が出るのは、その画面で何ができるかのほうです。ここは後で詳しく書きます。土台の体験(録って、文字起こしされて、要約される)はどちらでも手に入るので、選ぶときに見るべきは次の3つです。

判断軸1:文字起こしの「課金の形」

両製品とも、文字起こしにはプランの考え方があります。無料で試せる枠があり、使う量が増えると有料プランに上がっていく、という構造は共通です。

ここで大事なのは金額そのものの比較ではありません(料金は改定されるので、この記事では数値をあえて書きません)。見るべきは自分の月間の録音量との相性です。

  • 月に数回の会議だけなら、無料枠や小さいプランで足りる可能性があります
  • 毎日録る使い方なら、上位プランや使い放題系の条件を先に確認すべきです

購入前に、両方の公式サイトで最新のプラン表を見て、自分の録音時間と照らしてください。ここが合っていないと、本体の性能差より先に不満が出ます。

判断軸2:本体だけで完結できるか

ここは正直に書きます。「1台で完結する度合い」では、AutoMemo Sのほうが明確に上です。

  • AutoMemo Sは、2.83インチのタッチ画面で録音状況だけでなく文字起こしの結果まで本体で確認できるとメーカー公式に明記されています。スマホを取り出さずに、その場で中身を確かめられるということです
  • Plaud Note ProもAMOLED画面を備えていますが、公式の記載は「すぐに確認できるAMOLEDディスプレイ」までで、本体画面で文字起こし本文まで読める仕様はありません。私自身の使い方でも、要約や文字起こしはアプリやデスクトップ版で読んでいます(デスクトップ版の使い勝手はこちら)

つまりPLAUDは「薄い本体で録って、スマホやPCで料理する」という設計です。私のようにパソコンで整理する使い方には合っていますが、スマホを開くのが面倒な人や、機械の操作をできるだけ減らしたい人にとっては、AutoMemo Sの自己完結性がそのまま実利になると考えています。高齢の親にAIを使ってもらう記事で書いたような、操作の手数を減らしたい場面では、この差は小さくありません。

逆に、スマホの背面に貼れる薄さや、パソコンでの整理を前提にした運用が合う人なら、この点は弱点になりません。自分がどちらの動線で使うかで決まります。

判断軸3:「育てる機能」をどこまで求めるか

私がPLAUDを使い続けている理由はここです。パーソナライズ機能のレビューに書いたとおり、要約テンプレートの自作、業界選択、単語登録といった「自分の仕事に合わせて育てる」機能を日常的に使っています。買った時点よりも、設定を育てた後のほうが明らかに便利になりました。

AutoMemo Sに同種の機能がどこまであるかは、私の側で公式に十分な裏を取れていないため、この記事では断定しません。PLAUD公式が両者を比較した記事も存在しますが、競合が書いた比較は出所が偏るので、その記述はここでは採用していません。購入を検討する場合は、AutoMemoの公式ページで「要約の形式を自分用に変えられるか」「専門用語を登録できるか」を直接確認することをおすすめします。録音を「記録」で終わらせるか「仕事の道具」に育てるかで、この軸の重さは変わります。

全項目のスペック表を作らない理由

実はこの記事に細かいスペックの一覧を掲載していないのは、意図的です。理由は2つあります。ひとつは仕様やプランが改定されるので、数値の表はすぐ古くなること。もうひとつは、私が片方(AutoMemo)を使っていないので、使用感まで踏み込んだ優劣づけはフェアでないことです。

そのうえで、本体で確認できる形の違いのような、公式で裏が取れる本質的な差だけを書きました。正確な最新仕様は、両方の公式ページで直接見てください。

まとめ、どちらを選べばいい?

判断軸をまとめると、こうなります。

  • 1台で完結させたい・本体の画面で文字起こしまで見たいなら、AutoMemo Sのほうが向いています。この点は、私が使っているPLAUDより上だと考えています。公式でプランと仕様を確認してみてください
  • 薄さやスマホ・デスクトップとの連携、テンプレートや単語登録で育てる使い方をしたいなら、私が使っているPlaud Note Proは実体験として推せます。2ヶ月以上ほぼ毎日使った内容は本体レビューにまとめています
  • そもそも専用機が要るか迷っているなら、先にスマホアプリとの線引きの記事を読むほうが遠回りしません

Plaud Note Pro(公式画像)

Plaud Note Pro

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参考文献

※本記事は執筆時点(2026年7月)に公式情報で確認できた内容と、運営者のPLAUD使用経験に基づく整理です。運営者はAutoMemoを使用していないため、同製品の使用感には言及していません。仕様・プランは変更されるため、購入前に各公式ページでご確認ください。

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