録音データはいつ消せばいい?「いつか使うかも」を終わらせる3つの線引き

録音データはいつ消せばいい?「いつか使うかも」を終わらせる3つの線引き AIガジェットレビュー
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本記事はAIを利用して作成しています。

録音の一覧を下にスクロールしていくと、いつのものか分からないファイルが出てきます。中身を思い出せないのに、消す気にもなりません。

消していいか分からないから残す。それを繰り返した結果が、この一覧なのだと思います。逆に言えば、残っているものの多くは「残すと決めたもの」ではなく「決めなかったもの」です。この記事では、その決め方を書きます。

そもそも、録音はなぜ減らないのか?

放っておいて減る仕組みが、用意されていないからです。

Plaudの公式ページを読むと、削除の手順や、アカウントを削除した場合に関連データが完全に削除される旨は書かれています。一方で、一定期間が過ぎたら自動で消えるという記述は見当たりません。つまり、消えるのは自分で消したときだけ、ということになります。

これは仕様として妥当だと思います。勝手に消えるほうが困ります。ただ、その結果として「何もしない」が「全部残す」と同じ意味になります。整理が苦手だから溜まっているのではなく、何もしないことが選択肢として存在しない構造です。

もうひとつの理由は、消す基準を持っていないことです。「いつか使うかも」は基準の形をしていますが、判定できません。いつが来たかを確かめる方法がないからです。

消す基準は、どこから持ってくればいい?

録音を始めるときに、何と言ったかです。

「議事録をまとめるために録ります」と断って録ったのなら、議事録ができた時点で、その音声の役目は終わっています。説明した用途が終わったときが、消してよいタイミングという考え方です。

これは渡す範囲の記事に書いた基準と同じものです。渡す量も、消す時期も、録るときの一言から出てきます。会議で録音を切り出すときの言い方は議事録を録りたいと言い出しにくいときの記事にまとめました。

ここが決まると、判断が毎回ゼロからでなくなります。「使うかどうか」を予想するのではなく、「終わったかどうか」を確認するだけになるからです。予想は当たりませんが、確認はできます。

録音を3つに仕分ける。判断が要らないものから消していく
録音を3つに仕分ける。判断が要らないものから消していく

全部を同じ扱いにしない。どう仕分ける?

3つに分けると、迷う対象がぐっと減ります。

分類中身扱い
そもそも要らなかった押し間違い・テスト録音・二重録音すぐ消す。判断が要らない
材料だったもの自分用のメモ、思考整理、下調べ文字起こしが出たら音声は役目を終える
証拠として残すもの決定や約束が絡む記録残す。ただし残す理由を書いておく

いちばん上は、考える必要がありません。ここだけ先に片づけると、一覧の見え方が変わります。基準づくりに悩む前に、判断の要らないものから減らすのが早いと考えています。

真ん中が本題です。自分のために録ったメモは、文字起こしの管理の記事に書いた「録音は証拠、外に出した数行が使う情報」の分け方でいくと、証拠として残す理由が薄いものになります。音声そのものに戻る場面が本当にあるのかを一度考えてみる価値はあります。

いちばん下は残す側ですが、残すと決めた理由を一言つけておくと、次に見たときに同じ迷いを繰り返さずに済みます。タイトルの付け替えを勧めたのと同じ理屈です。

「削除」を押したのに、消えていないことがある?

公式の手順では、削除は2段階です。

Plaudの公式ページには、ファイルを選択して「削除」を選び、さらにゴミ箱に入った状態でもう一度「削除」を選ぶと、データは完全に削除されると記載されています。つまり、1回目の操作はゴミ箱への移動にあたります。

ここは見落としやすいところだと思います。整理したつもりで一覧から消えているのに、実際にはまだ残っている状態がありえます。消したと思っている本数と、実際に消えている本数がずれるということです。

同じページには「ユーザーは、常に自身の唯一のデータ管理者です」とも書かれています。裏を返せば、消す作業を代わりにやってくれる人はいないということでもあります。保存先や暗号化の詳細はセキュリティを公式情報で整理した記事にまとめました。

自分が消せば、それで終わりになる?

渡した先には残っています。

要約や文字起こしをメールやチャットで共有していれば、自分の手元から消しても、相手の受信箱には残ります。自動配信を設定している場合は、自分が意識していない宛先にも届いています。消す作業は、自分のアプリの中だけでは完結しません。

これは消す側から見た話ですが、実際には渡す側の問題です。渡した量が少なければ、あとから追いかける範囲も小さくなります。消しやすさは、渡すときにどれだけ削ったかで決まっているということだと考えています。

なお、渡した要約に誤りが残っていた場合、それも相手の手元に残り続けます。人に渡す分だけは目を通す、という要約の直し方の記事の線引きは、ここにも関わってきます。

消してはいけない記録は、どう見分ける?

法律や社内の規程で保存が決まっているものは、自分の判断で消しません。

たとえば会社法は、株主総会の議事録について、株式会社は株主総会の日から10年間これを本店に備え置き、支店には写しを5年間備え置くことを定めています。こうした記録の扱いは、個人の整理術の話ではありません。

ひとつ注意したいのは、この定めは議事録という文書についてのものであって、録音そのものの保存期間を決めたものではない、という点です。録音をどう扱うかは会社ごとの規程によります。判断に迷うものが業務の記録なら、勤務先のルールを先に確認してください。この記事が対象にしているのは、自分の判断で消してよい範囲の録音です。

全部を仕分ける時間がないときは?

「そもそも要らなかった」だけを消します。

押し間違い、数秒で終わっている録音、同じ場面を二重に録ったもの。ここは中身を思い出す必要がないので、疲れているときでも進みます。まとめて整理する日を待つと来ない、というのは管理の記事に書いたとおりです。

そのうえで、次に録るときの設定を少し見直しておくと、後片づけの量そのものが減ります。初日に決めておくとよい項目は買った初日の設定の記事にまとめました。

正直に書いておくと、私も全部を仕分けられてはいません。基準を決めたのは最近で、それより前の分はまだ残っています。ただ、これから増える分に基準が働くだけでも、溜まり方は変わると考えています。

まとめ

消すかどうかを決めるときに見ているのは、次の3つです。

  1. 録るときに何と言ったか。説明した用途が終わっていれば、音声の役目も終わっている
  2. 判断が要らないものから。押し間違いとテスト録音は、考えずに消せる
  3. 渡した先。自分の手元から消えても、相手の受信箱には残っている

そして、法律や社内規程が絡む記録は対象外です。そこは会社のルールが先にあります。

録る・直す・渡す・消す。どれも別々の作業に見えますが、判断のもとは同じ場所にあります。録音を始めるときに、何のために録るのかを一度口に出しておくこと。それだけで、あとの3つが決まっていくと感じています。

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参考文献

※機能の名称や提供内容は更新されることがあります。導入前に公式ページで最新の内容をご確認ください。法令の適用や社内規程の判断については、専門家や勤務先の担当部署にご確認ください。

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