Ask Plaudに、会議のたびに「決まったことを箇条書きにして」と打っていないでしょうか?
同じ質問を何度も打つのは、小さいけれど積み重なる手間です。
PLAUDのスキルを使えば、その質問をワンクリックで呼び出せます。 よく使う質問を名前を付けて保存しておき、次からは選ぶだけで実行してくれる機能です。
この記事では、スキルの作り方と開き方、それから先日書いたメモリーやテンプレートとの使い分けを整理します。(2026年10月追記:PLAUDのアプリ4.0では、スキルの扱いが変わりました。以前に作ったスキルは新しい一覧に引き継がれ、「アップグレード待ち」の表示が付きます。4.0のスキルはAsk PlaudのWorkモードで動き、実行にPlaudクレジットを使います。この記事は、アプリ3.30以前の画面にもとづいています)
いつもの質問が、ワンクリックで呼び出せる!
スキルは、Ask Plaudへの質問を「使い回せるひな形」として保存しておく機能です。たとえば次のような、録音のたびに同じことを聞く質問に向いています。
- アクションアイテムを要約して
- 重要な決定事項をリストにして
- 次の会議までの宿題を担当者ごとに分けて
一度保存すれば、毎回プロンプトを打ち直す必要はありません。しかも、プロンプトの長さに制限はないので、「出力は箇条書き、担当者名を先頭に、期限がないものは『未定』と書く」といった細かい注文も、そのまま保存しておけます。
Ask Plaudそのものの使い道は、会議以外での使い方をまとめた記事やデスクトップ版の記事にも書いています。
作り方は2つ。「/」から作るか、送った質問を保存するか
入力欄から作る方法。 Ask Plaudの入力欄で「/」を打つと、スキルの一覧が開きます。右上の「+」を押して、スキル名とプロンプトを入れて保存すれば完成です。
送った質問を保存する方法。 すでにAsk Plaudに送った質問の「スキルとして保存」を押すと、その質問がそのままスキルになります。名前は自動で付けてくれることもあり、保存する前にプロンプトを直すこともできます。
いちばん手軽なのは、後者だと考えています。うまく答えが返ってきた質問を、その場で保存するだけ。わざわざ文面を考え直さなくて済むはずです。
保存したスキルは、次の3か所から呼び出せます。
| 場所 | 出てくるもの |
|---|---|
| 提案バー | 最近の使い方にもとづく、おすすめのスキル |
| 「詳細」メニュー | おすすめと、保存済みのスキル |
| 入力欄で「/」 | スキルの一覧 |
使い方のパターンから、Ask Plaudのほうでスキルを提案してくれる仕組みもあります。
自作できるのは10個まで。名前は短く付ける
自分で作ったスキルは、同時に10個まで持てます。11個目を作りたいときは、どれかを消してから。名前の変更やプロンプトの編集、削除は「マイスキル」から行います。
名前にはいくつか決まりがあります。日本語も絵文字も使えますが、特殊文字は使えず、ほかのスキルと同じ名前は付けられません。長さは30バイト以内。日本語は1文字を3バイトほどで数えることが多いので、10文字前後に収めるのが目安になりそうです。「決定事項リスト」「宿題を担当者別に」くらいの短さが扱いやすいはずです。
10個という枠をどう使うか。おすすめは、2回打った質問だけをスキルにすることです。1回きりの質問まで保存すると、すぐに枠が埋まって、本当に使う質問が探しにくくなります。
もうひとつの作り分け方は、録音の種類ごとに1つずつ用意することです。定例会議なら「決定事項と宿題」、1on1なら「相手が気にしていたこと」、セミナーなら「あとで調べる言葉」。録音を開いたら、その種類のスキルを押すだけ、という流れにしておくと、聞き忘れが減ると考えています。
なお、スキルは自分にしか見えません。チームの誰かに同じ質問を使ってもらいたいときは、プロンプトの文面を共有して、それぞれが保存する形になります。
メモリー・テンプレートとの使い分け
Ask Plaudまわりには、似た名前の設定がいくつかあります。役割で分けると、迷いにくくなります。
- 何を聞くか → スキル(質問をワンクリックで)
- どう答えてほしいか → メモリー(「結論から」「箇条書きで」などの好みを覚える。詳しくはメモリーの記事)
- 要約をどんな形にするか → テンプレート(テンプレートの選び方、自分の様式で要約させる設定)
たとえば、メモリーに「担当者名を先頭に」と覚えさせておけば、スキルの文面に毎回その注文を書き足さなくてもよくなります。スキルは「何を聞くか」だけに絞っておくと、文面が短く保てて、あとで直すのも楽です。
会議の要点を画像にしたいなら、Ask Plaudのインフォグラフィックという選択肢もあります。
まとめ
PLAUDのスキルは、Ask Plaudへのいつもの質問を保存して、「/」やおすすめからワンクリックで呼び出せる機能です。自作できるのは10個まで。2回打った質問から順に保存していくと、枠を本当に使う質問だけで埋められます。
何を聞くかはスキル、どう答えるかはメモリー、要約の形はテンプレート。この3つを押さえておくと、Ask Plaudはぐっと手になじむ道具になってくれると思います。

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参考文献
- Plaud ヘルプセンター「スキル」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/55724747732889 (2026年10月7日確認)
画面の表示や上限の数は、アプリの更新で変わることがあります。いまの手順は、上のヘルプで確かめられます。

