カバンから出したPlaud Note Proの電池が、思ったより減っている。そんなとき、まず考えるのは、使っていないあいだに減ったのか、録音しているあいだに減ったのかです。録音の時間を延ばしたいなら、アプリでバッテリーモードを「長時間駆動」に切り替えると、連続録音は最大50時間になります。
この記事では、3つのバッテリーモードの選び方と、減りが速いと感じたときの確かめ方を、PLAUDの日本語ヘルプ(2026年10月29日更新)をもとにまとめました。
「すぐ減る」は2種類。待機で減るのか、録音で減るのか
Note Proの電池の持ちには、2つの目安があります。
- 待機: 使わずに置いておくだけなら、最大60日間(3つのモードのどれでも同じ)
- 連続録音: 音声強化モードで最大30時間、長時間駆動モードで最大50時間
ヘルプは、減りが速いときの状況をこの2つに分けて、それぞれ例を挙げています。
| 速いと考えてよい例 | まず見直すこと | |
|---|---|---|
| 待機で減る | 一度録音したあと2日使わずに置いたら、3日目に空になっていた | 置いた場所の温度と、リセット後の持ち |
| 録音で減る | フル充電から録れた時間の合計が10時間に届かない | バッテリーモードと、録った場所の温度 |
なお、Note Proには電源を切る機能がありません。使っていないときは自動で待機に入り、画面も消えるので、切らずに置いておけば大丈夫です。電源を切れるのは初代のPlaud Noteだけで、Note ProやNotePin、NotePin Sには、アプリにも電源オフの設定はありません。
録音を長く持たせたいなら、長時間駆動モードに切り替える
Note Proのバッテリーモードは3つあります。
| モード | 声を拾える距離 | 連続録音 | 向く場面 |
|---|---|---|---|
| 音声強化 | 最大5m | 最大30時間 | 会議が続く日など |
| 長時間駆動 | 最大3m | 最大50時間 | 長時間使う日、充電の回数を減らしたいとき |
| 自動適応 | 残量に合わせて上の2つを切り替え | ー | 残りが20%を下回ると長時間駆動に切り替わる |
切り替えは、Plaudのアプリから3ステップです。
- Note Proをアプリに接続して、デバイス設定のページを開く
- [バッテリー残量] をタップする
- 使いたいモードを選ぶ
Note Proはファームウェアがバージョン1.3以上である必要があります。10月29日に発売されたFlow Editionは、ファームウェアの条件なしで3つとも使えます。
違いは、声を拾える距離と録音時間の引き換えです。机を囲む数人の打ち合わせや、1対1の面談なら、3mで足りる場面が多いはず。広い会議室で離れた席の声まで録りたい日だけ音声強化を選ぶ、という使い分けが合理的だと考えています。どちらにするか毎回決めるのが面倒なら、自動適応にしておけば、残りが少なくなったところで録音時間を延ばす側へ自動で寄せてくれます。
30時間と50時間は、PLAUDの管理された試験条件で測った値です。実際の時間は使い方や設定で変わり、電池そのものも、使った年月や充電の回数に応じて少しずつ減っていきます。
冬に減りが速く感じたら、常温で確かめる
ヘルプがテストの前提にしているのが、25〜35°Cくらいの常温です。気温が低いと電池の消耗は速くなり、特に冬場は、故障と見間違えやすいそう。寒い屋外や冷えた車内に置いたあとに減っていたなら、まず暖かい部屋で確かめ直すのが先です。
確かめ方は、待機と録音で途中まで同じです。始める前に、アプリと本体のファームウェアを最新にしておきます。
- 満充電の表示になったあとも、さらに15分充電を続ける
- 充電ケーブルを外した状態で、録音ボタンを12秒長押ししてリセットする(画面に「PLAUD」のロゴが出て、ボタンが短く震えたら完了)
- 待機なら、そのまま使わずに何日持つかを見る。録音なら、電池が切れるまで録り続け、充電してアプリに転送し、何時間録れたかを見る
それでも目安より速く減るなら、PLAUDのサポートへ。購入の証明(注文番号など)、本体のシリアル番号、テストの結果(待機で何時間持ったか、または何時間録れたか)を添えると、話が早く進みます。電源が入らない、アプリにつながらないといったほかの困りごとは、Note Proがつながらないときの記事にまとめています。
ファームウェアの更新後に「最大95%」と出たら、充放電を1〜2回
ファームウェアを更新したあと、充電しても最大の残量が95%までしか表示されないことがあります。更新で残量計の目盛りが一時的にずれ、実際の充電の状態がすぐには表示に反映されないためで、そのあいだは録音できる時間も少し短く感じることがあります。
戻し方は、充電と放電をひと回りさせることです。
- 録音を始めて、電源が切れるまで電池を使い切る
- 純正のケーブルで95%まで充電し、そこからさらに15分充電を続ける
- 録音ボタンを12秒長押ししてリセットし、もう一度充電して最大の残量を確かめる
1〜2回ひと回りさせれば、表示は正常な値に近づき、録音できる時間も安定するとされています。2回やっても95%前後のままで、録音できる時間も明らかに短いときは、機種、ファームウェアとアプリのバージョン、使った場所の温度、残量表示のスクリーンショットを添えてサポートへ。
まとめ
Note Proの電池がすぐ減ると感じたら、待機で減ったのか、録音で減ったのかを分けて考えると、次にやることが決まります。録音を長く持たせたいなら長時間駆動モードで最大50時間、離れた声まで拾いたい日だけ音声強化。寒い場所に置いたあとなら、常温で確かめ直すのが先です。
出張や研修のように、充電できるか分からない日が続く人ほど、モードを選んでおく効果は大きいのではないでしょうか?
次に長い会議がある日の前に、アプリのデバイス設定から、いまのモードを一度のぞいてみてはいかがでしょうか? Flow Editionと従来のNote Proの違いはFlow Editionの記事、初代のPlaud Noteとの違いはNote と Note Pro の比較記事、通話の録り方は通話録音の記事にまとめています。

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参考文献
- Plaud ヘルプセンター「Plaud Note Pro のバッテリーモードを切り替えるにはどうすればよいですか?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/51379256572185 (2026年10月30日確認)
- Plaud ヘルプセンター「Plaud Note Pro の待機時間はどのくらいですか?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/52138330596761 (2026年10月30日確認)
- Plaud ヘルプセンター「Plaud Note Pro のバッテリーが非常に速く消耗する場合はどうすればよいですか?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/51695703066265 (2026年10月30日確認)
- Plaud ヘルプセンター「ファームウェア更新後、Plaud Note Pro の最大バッテリー残量が95%と表示される場合は?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/53391629825817 (2026年10月30日確認)
- Plaud ヘルプセンター「Plaud デバイスの電源を切るには?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/50153458289177 (2026年10月30日確認)
画面の表示や手順は、アプリやファームウェアの更新で変わることがあります。

