会議の途中、休憩に入るところで一時停止を押した。再開して最後まで録ったはずなのに、一覧を開くと録音が2つに分かれている。PLAUDのアプリ4.0なら、こうして分かれた録音はあとから1本にまとめられますし、文字起こしが済んでいれば「結合のみ」を選ぶだけで、文字起こし時間を使わずにつながります。
この記事では、結合の手順と、そのときに出てくる2つの選び方の使い分けを、PLAUDの日本語ヘルプをもとにまとめました。
選んで「結合」を押せば、2つの録音が1本のノートになる
手順は3つです(Plaud Mobile App 4.0以降)。
- 会議ノートの一覧、ファイル一覧、フォルダの中のいずれかで、複数選択に切り替える(ファイルを軽く左にスライドすると右側にチェックが入ります)
- つなぎたい録音を2つ以上選ぶ
- [結合] をタップする
Plaud Web の4.0以降でも、一覧で録音を選ぶと上に出るツールバーの [結合] から、同じことができます。
つながる順番は、選んだ順ではなく録音した順(古い順)です。名前は元の録音名の末尾に「 merged」が付いたもの(あとから自由に変えられます)で、日付とフォルダは一番古い録音に合わせられます。
元の録音は残ります。結合が終わると [元のファイルを削除] が数秒だけ表示されますが、押さなければそのまま。押した場合もゴミ箱に移るだけなので、あとから戻せます。
選べないものは3つあります。
- 文字起こしの最中の録音
- 音声がスマートフォンにダウンロードされていない録音(先にダウンロードするよう案内されます)
- 合計で50時間を超える組み合わせ
なお、アプリ3.30以前でも結合はできますが、画面と選べる項目が違います。この記事は4.0以降の画面で書いています。
自動要約がオンなら、「結合のみ」で時間を使わずにつながる
選んだ録音の中に文字起こし済みのものがあると、[ファイルを結合] の画面が出て、2つから選びます。
| 結合のみ | 結合して再文字起こし | |
|---|---|---|
| できあがるもの | 今ある文字起こし・要約・チャプターのアウトライン・ハイライトを、順番につないだ1本 | 全体を1つの録音として、文字起こしと要約を新しく作った1本 |
| 文字起こし時間 | 使わない | 結合後の長さぶん使う |
| 合う場面 | 分かれたそれぞれが、もう文字起こし済み | 言語やテンプレート、自分の声の識別から作り直したい |
ここで知っておきたいのが、4.0では「新規録音の自動要約」が初期設定でオンになっていることです。オンのままなら、録音が終わった時点でアップロードと文字起こし、要約まで自動で進み、その時点で文字起こし時間を使っています。つまり、分かれたことに気づいたときには、どちらの録音も文字起こし済みのことが多いはず。
その状態で「結合して再文字起こし」を選ぶと、同じ音声にもう一度時間を使うことに。4.0では再文字起こしが無料になりましたが、結合して再文字起こしは別扱いで、結合後の長さぶんの時間を使うとヘルプにはっきり書かれています。使う時間は確定の前に画面に出るので、そこで見比べられます。
片方だけ文字起こし済みのときは、「結合のみ」だと、まだの部分は文字起こしされないまま残ります。まだの録音を先に文字起こししてから「結合のみ」でつなげば、時間を使うのはその録音のぶんだけ。どちらもまだなら、選択の画面は出ずにすぐ結合されるので、結合したファイルで文字起こしと要約を作れば1本にまとまります。
要約を1本にまとめ直すなら、結合のあとに「再要約」
「結合のみ」でつないだファイルは、前半の要約と後半の要約が順番に並んだ形になります。会議全体を1つの要約で読みたいなら、結合したファイルを開いて、右上の [⋯] から [再生成]、[再要約] と進みます。
[再要約] は、文字起こしをそのまま残して、要約だけを作り直す操作です。テンプレートも選び直せて、文字起こし時間は使いません。「結合のみ」でつないでから [再要約]。この順番が、時間を使わずに1本の議事録にするいちばん無駄の少ない道だと考えています。
同じ [再生成] の中にある [文字起こしと要約] は、ノートや手で直した箇所まで置き換わります。要約だけを整えたいときは、[再要約] のほうを選びます。
話者の名前は、結合のあとに当てるのがおすすめです。話者の番号は、部分ごとに区別したまま振り直されます。前半と後半で同じ「話者1」だった人も、結合後は別の番号で並ぶと読めるので、名前を当てるのは1本になってからのほうが二度手間になりません。名前の当て方は話者を分ける記事にまとめています。
休憩で止めても、あとでつなげば1本の議事録になる
あとから1本にできると分かっていれば、長い会議の休憩で録音を止めるのをためらう理由が、1つ減ります。NotePinは本体に一時停止がないため、ファイルを分けて録って、あとで結合する方法が案内されています。
止めることには、もう1つ良い点があります。PLAUDの文字起こし時間は音声の長さで数えるので、休憩中の雑談を録らなければ、そのぶん時間を使わずに済みます。止め忘れて録り続けてしまった区間の切り方は、ざわざわした録音を整える記事へ。
一時停止のつもりが録音が終わっていた、という場合も、音声は失われていません。4.0では、アプリから始めた録音はつながっているPLAUD本体で録っているため、アプリを裏に回しても途切れないとされています。それでも終わってしまったら、一時停止の前までは、1つのファイルとして保存済み。続きは新しい録音で録り、あとで結合すれば1本に戻せます。
アプリ3.30以前は、一時停止したままほかのアプリに切り替えたり画面をロックしたりすると、録音が終わる仕様です。一時停止のあいだはアプリを開いたままにしておきます。
まとめ
録音が2つに分かれても、PLAUDのアプリ4.0なら、選んで [結合] を押すだけで1本のノートに戻せます。自動要約がオンのまま文字起こしが済んでいるなら「結合のみ」、全体を1つの要約で読みたいなら、そのあとに [再要約]。どちらも文字起こし時間を使いません。
議事録を任されている立場なら、休憩をはさむ長い会議ほど、録音が1本かどうかで、あとから探す手間が変わるのではないでしょうか?
次の長い会議では、休憩に入るところで止めて、終わってから結合してみてはいかがでしょうか? 文字起こし時間の数え方は文字起こしの残り時間が足りないときの記事、機種ごとの違いはNotePin と Note Pro の比較記事にまとめています。

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参考文献
- Plaud ヘルプセンター「録音を結合するには?(v4.0.x以降)」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63429952625177 (2026年10月28日確認)
- Plaud ヘルプセンター「Plaud Web で録音を結合する方法(v4.0.x 以降)」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63431073478041 (2026年10月28日確認)
- Plaud ヘルプセンター「自動文字起こしと要約(v4.0.x以降)」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63429935495065 (2026年10月28日確認)
- Plaud ヘルプセンター「文字起こし分数(v4.0.x以降)」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63474461290137 (2026年10月28日確認)
- Plaud ヘルプセンター「文字起こしや要約を再生成するには?(v4.0.x以降)」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63429935977369 (2026年10月28日確認)
- Plaud ヘルプセンター「一時停止をタップすると録音が終了する場合(v4.0.x以降)」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63429935065241 (2026年10月28日確認)
- Plaud ヘルプセンター「一時停止をタップすると録音が終了する」(v3.30.x以前) https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/59013429084185 (2026年10月28日確認)
- Plaud ヘルプセンター「NotePin に録音一時停止の機能はありますか?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/50841501347609 (2026年10月28日確認)
- Plaud ヘルプセンター「録音の結合」(v3.30.x以前) https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/50609529313561 (2026年10月28日確認)
画面の表示や手順は、アプリの更新で変わることがあります。

