Web会議も電話も、イヤホンで話すのが当たり前になりました。ですが、Plaud Note Proは、イヤホンで話している通話では相手の声を録れません。その場面を埋めてくれるのがHiDock P1で、イヤホンをつけたまま通話の両方の声を録れて、文字起こしと要約も時間の上限なく無料で使えます。
一方で、対面の会議を長く録り、話者の区別や自分の様式の要約まで無料で整えたいなら、Note Proが向いています。2台の違いを、2026年10月29日時点の公式の仕様と料金で並べました。
いちばんの違いは通話の録り方。HiDock P1はイヤホンをつけたまま録れる!
HiDock P1の看板は、BlueCatchという独自の仕組みです。
P1をUSB-Cケーブルでパソコンやスマホにつなぎ、いつものBluetoothイヤホンとはP1がつながる。P1が間に入ることで、通話の両方向の声を同時に録ります。イヤホンを外したり、スピーカーに切り替えたりしなくていいのが魅力です。
パソコンではTeams、Zoom、Google Meet、Webexなどの会議に使えます。スマホはiPhone 15以降と、OTG機能のあるAndroidが対象。どちらもBluetoothだけでは録れず、ケーブルでつなぐ必要があります。録音モードは「通話」「対面」「呟き」の3つで、対面の打ち合わせとひとりごとのメモは、P1だけで録れます。
Plaud Note Proは、スマホの背面に取り付けて通話を録ります。録音を始めると本体のセンサーが向きを見て通話録音に切り替わり、自分と相手の両方の声を録る仕組み。途中でスピーカーと受話器を切り替えても、録音はそのまま続きます。ただし、イヤホンやヘッドホンで話している通話では、相手の声を録れません。付け方のコツは通話録音の記事にまとめました。
パソコンのWeb会議なら、PLAUDの本体を持っている人が使える、Plaud Desktopというパソコン用のアプリがあります。パソコンで流れる会議の音声を録る仕組みで、ヘッドホンを使うときは録音の設定を1つ合わせるよう案内されています(Plaud Desktopの記事)。つまり、2台の差がいちばん大きいのは、スマホの通話をイヤホンで話す場面だと考えています。
PLAUDにも、イヤホンをつけたまま通話の両方の声を録れるPlaud Oneがあります。ただ、日本の公式ストアの商品ページは10月21日にできたものの、10月29日時点では販売開始の知らせを待つ段階で、まだ買えません。
文字起こしと要約は、HiDockなら無料で無制限。PLAUDは無料でも話者と自作テンプレートまで
HiDockは、本体を買えば文字起こしと要約を生涯無料で使えるとしていて、時間の上限もありません。PLAUDの無料のStarterは、毎月300分まで。録る量が多い人ほど、この差は大きくなります。
そのかわり、無料のまま使える機能の幅はPLAUDが広い。
| 2026年10月29日時点 | HiDock P1(HiNotes) | Plaud Note Pro |
|---|---|---|
| 無料の文字起こし | 時間の上限なし | 毎月300分 |
| 話者の区別 | 有料のプロメンバーシップから | 無料から |
| 要約テンプレート | 無料は8種類以上、有料で39種類以上 | 10,000種類以上 |
| テンプレートの自作 | 有料のプロメンバーシップから | 無料から |
| 有料プラン(10月29日時点) | 1,200分ごとに1,880円(使った分だけ)、使い放題プロは年28,800円 | Proは年16,800円(毎月1,200分)、Unlimitedは年40,000円 |
HiDockの有料の上位機能は「プロメンバーシップ」で、話者の区別、39種類以上のテンプレートと自作、要約の翻訳などが加わります。10月29日時点の払い方は、1,200分を1,880円で買って使った分だけ減っていく形と、年28,800円の使い放題の2つ。P1の商品ページには、リアルタイム翻訳を含む上位機能を毎月300分まで無料で使えるとも書かれています。
PLAUDは、無料のStarterでも話者ラベル、1万種類以上のテンプレートと自作、録音についてAIに聞けるAsk Plaudまで使えます。有料にして増えるのは、文字起こしの時間だけです。
10月29日時点の使い放題どうしで比べると、HiDockの年28,800円に対して、PLAUDのUnlimitedは年40,000円。たくさん録って話者まで分けたいなら、年額はHiDockのほうが下です。逆に、毎月300分に収まる人なら、PLAUDは払わずに話者の区別と自分の様式の要約まで使えます。時間で切るか、機能で切るかという分かれ方は、Comu Action Proとの比較と同じ形。
本体は、長く録るならNote Pro、ケーブルとボタンで操作するならHiDock P1
| HiDock P1 | Plaud Note Pro | |
|---|---|---|
| 本体(10月29日時点の公式ストア) | 31,800円 | 30,800円 |
| 重さと大きさ | 72g、126×38×15.8mm | 30g、85.6×54.1×2.99mm |
| マイク | ECMマイク2基 | 4基とVPU、最大5mまで |
| 録れる長さ | 1回の録音は最長4時間、本体は連続で最大8時間 | 最大30時間(長時間駆動モードで50時間) |
| 本体の保存 | 1,000時間分 | 64GB |
| 録音の取り込み | USB-Cケーブル(1時間の録音を1分足らずで) | BluetoothとWi-Fi(iPhoneは自動転送) |
| 操作 | 物理ボタン(録音・停止・ミュートを操作できるケーブル付き) | 録音ボタンと画面 |
長い会議を1本で残すなら、Note Proの長さが頼りになります。P1は1回の録音が最長4時間なので、半日がかりの研修などを録るときは、この上限を頭に入れておきたいところです。
P1の強みは、ケーブルでつなぐ取り込みの速さと、手で確かめられる操作。マグネットを内蔵したアルミの本体は、ノートパソコンの裏などに付けておけます。Note Proは、30gの薄いカードをスマホの背面に付けたまま持ち歩けて、iPhoneなら近くに置いておくだけで録音がアプリに届く自動転送が使えます。
Note Proには、10月29日にマイクを新しくしたFlow Edition(希望小売価格29,700円)も出ました。違いはFlow Editionの記事にまとめています。
HiDock P1が向くのは、イヤホンで話す時間が長い人
- スマホの通話やWeb会議を、イヤホンで話すことが多い
- 毎月の録音が多く、文字起こしの時間を気にせず使いたい
- 話者を分けなくても、要約が読めれば足りる
- ボタンとケーブルで、手応えのある操作をしたい
スマホの通話が中心なら、スマホのUSB-C端子に挿して使う小型のP1 mini(10月29日時点の公式ストアで21,800円)もあります。イヤホンをつけたまま話す時間が長い人にとって、外さずに録れることは、Note Proにはない強みです。
※最新の価格・在庫・キャンペーンは各ストアの販売ページでご確認ください。
Plaud Note Proが向くのは、対面の会議を長く録って、自分の形に整えたい人
- 会議室での対面の会議が中心で、1回の録音が長い
- 話者の区別や自分の様式の要約を、無料のうちから使いたい
- 録音が終わったら、ケーブルをつながずにスマホへ届いてほしい
- スマホの背面に付けたまま、薄く持ち歩きたい
録ったあとに話者の名前を当て、決まった様式の議事録に仕上げるところまで、無料のプランから試せます。Note Proの使い心地は、運営者が1か月使ったレビューにまとめています。

Plaud Note Pro
PLAUDより当サイト読者向けに5%OFFクーポンをいただきました
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下の「Plaud公式ストアで見る」ボタンから進むと自動で適用されます(手動の場合は決済前の画面でこのコードを入力)。公式ストアの全製品が対象です。他のクーポンとの併用はできませんが、セール時は併用できます
価格・在庫・キャンペーンは各ストアの販売ページでご確認ください
まとめ
どちらにも、相手にはない強みがあります。イヤホンで話す通話を録れて、文字起こしと要約が無料で無制限なのがHiDock P1。対面の会議を長く録れて、話者の区別や自分の様式の要約まで無料から使えるのがNote Proです。
どちらで録るにしても、通話や打ち合わせを録るときは、相手にひとこと伝えておくと安心です。伝え方は取引先との会議を録る記事に書きました。
迷ったら、先週の会話のうち、イヤホンで話したものと対面で話したものを数えてみてはいかがでしょうか?
参考文献
- HiDock Japan「HiDock P1 AIボイスレコーダー」 https://jp.hidock.com/products/hidock-p1 (2026年10月29日確認)
- HiDock Japan「HiNotes」(プランの比較) https://jp.hidock.com/pages/hinotes (2026年10月29日確認)
- HiDock Japan「HiDock P1でよくあるご質問(FAQ)」 https://jp.hidock.com/blogs/user-guide/hidock-p1-faq (2026年10月29日確認)
- HiDock Japan「HiDock P1 mini AIボイスレコーダー」 https://jp.hidock.com/products/hidock-p1-mini (2026年10月29日確認)
- Plaud ヘルプセンター「通話録音中にイヤフォンを使用できますか?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/50153390493081 (2026年10月29日確認)
- Plaud ヘルプセンター「Plaud Note Pro はどのように2つの録音モードを自動的に切り替えるのですか?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/50153469408793 (2026年10月29日確認)
- Plaud ヘルプセンター「通話録音中にスピーカーから受話器、またはその逆に切り替えるとどうなりますか?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/50153964645145 (2026年10月29日確認)
- Plaud ヘルプセンター「ご利用の前に:Plaud Desktop のよくある質問」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/58739679361305 (2026年10月29日確認)
- Plaud ヘルプセンター「Plaud Desktop が他の話者の音声を録音できない場合」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/12387996226703 (2026年10月29日確認)
- Plaud ヘルプセンター「各プランの比較」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/50742099278617 (2026年10月29日確認)
- Plaud ヘルプセンター「Extra Minutes と Starter/Pro/Unlimited プランの違いは何ですか?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/11476636337295 (2026年10月29日確認)
- Plaud「Plaud AIメンバーシップ」 https://jp.plaud.ai/pages/plaud-ai-plan-pricing (2026年10月29日確認)
- Plaud「Plaud Note Pro」 https://jp.plaud.ai/products/plaud-note-pro (2026年10月29日確認)
- Plaud ヘルプセンター「Note Pro で自動転送が機能しない場合はどうすればよいですか?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/59529496665241 (2026年10月29日確認)
- Plaud ヘルプセンター「Plaud One の録音モード」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63149607631641 (2026年10月29日確認)
- Plaud「Plaud One」 https://jp.plaud.ai/products/plaud-one (2026年10月29日確認)
この記事の金額と仕様は、すべて2026年10月29日時点の公式情報です。料金や画面の表示は、更新で変わることがあります。

