会議の文字起こしを開いたら日本語のはずが英語で書かれていた、話者の名前を登録したのに前の録音には反映されていない。直すには再文字起こしが要るのですが、これまでは、やり直すたびに文字起こしの分数が減っていました。ですが、PLAUDのアプリが4.0になってから、再文字起こしには分数もクレジットも使われなくなりました。
この記事では、アプリ4.0で無料になったことと、やり直す前に気をつけたいことをPLAUDの日本語ヘルプで整理します。
アプリ4.0から、再文字起こしと要約のやり直しは無料
PLAUDのヘルプ「文字起こし分数(v4.0.x以降)」は、分数が使われるのは録音を初めて文字起こしするときだけ、と書いています。そこには話者名の自動識別と、最初に付くAI要約も含まれます。一方で、再文字起こし、内蔵の「再要約」、テンプレートを使った要約の生成では、分数は使われません。よくある質問にも「録音を再文字起こしすると分数は使われますか?」に対して、分数もPlaudクレジットも使われない、と答えています。
まとめると、こうなります。
| 使うもの | 中身 |
|---|---|
| 文字起こしの分数 | 初めての文字起こし(話者名の自動識別と、最初に付くAI要約を含む) |
| Plaudクレジット | Ask PlaudのWorkモードでの作業(資料づくり、ルーティンなど) |
| どちらも使わない | 再文字起こし、再要約、テンプレートでの要約、Chatモードでの質問、音声のインポート、AI音声強化、共有、エクスポート |
Starterなら毎月300分、Proなら1,200分の枠の中で、やり直しの分まで勘定しなくてよくなった、ということです。
アプリ3.30以前のヘルプ「再文字起こし」には、いまも「文字起こし時間を消費します」と書かれています。無料になるのは、アプリを4.0に上げてから。新しいアプリに切りかわると「Plaud App 4.0へようこそ」の画面が出ます。
やり直す前に、メモと手直しを写しておく
無料になったとはいえ、消えるものがあります。ヘルプ「文字起こしや要約を再生成するには?」によると、「文字起こしと要約」を作り直すと、いまの文字起こしと要約が置きかわり、自分で書いたノートや、手で直した内容も削除されます。たとえば、要約の中で直した決定事項や、ノートに書き足した次の作業。作り直した文字起こしからは戻ってこないので、残しておきたい部分は先にコピーしておきましょう。
文字起こしはそのままにして要約だけを替えたいなら、「再要約」を選びます。いまの要約も残したまま、別のテンプレートで要約を足したいときは、録音のページの「+ 新規ノート」から。手順は、録音を開いて右上の「⋯」から「再生成」を選び、「文字起こしと要約」か「再要約」を選んで「生成」を押すだけです。
分数を気にせず試せる、3つのやり直し
1つ目は、言語を間違えたとき。PLAUDは録音ごとに1つの言語を見分けて文字起こしするため、外れると全体がずれます。ヘルプによると、アプリが言語の食い違いに気づいた場合は、通知からワンタップで無料の再文字起こしができます。くり返すようなら、設定の「文字起こしと要約」で、ふだん話す言語を決めておきましょう。
2つ目は、用語や話者を登録したあと。固有名詞を登録する記事と話者を分ける記事では、前の録音に反映させるには再文字起こしが要り、分数がかかると書きました。4.0では、そのやり直しに分数がかかりません。登録がどう反映されるかは4.0のヘルプにまだ細かく書かれていないので、まずは大事な会議の1本で試してみるのがよいと考えています。
3つ目は、要約の形を替えたいとき。テンプレートを替えた要約も無料なので、議事録の形と、自分用のメモの形を並べて作っておけます。
ただし、同じ音声をもう一度文字起こししても、精度はほとんど変わらないとヘルプは書いています。ざわざわして聞き取れない録音は、やり直す前にAI音声クリア補正で音を整えるのが先です。
4.0に上げる前に知っておきたいこと
アプリ4.0は、App StoreとGoogle Playで順に配信されていて、すぐに上げる必要はないとPLAUDは案内しています。上げたあとは前の版に戻せず、ファイルの移行中にアプリを消すと、まだ移っていない録音は完全に削除されます。電波の安定した場所で、アプリを開いたまま待ちましょう。
上げるときの最初の設定では、「新規録音の自動要約」が最初からオンになっています。文字起こしは4.0ではすべての録音で自動ですが、要約は自分のタイミングで作りたい人は、ここでオフにもできます。あとから変えるときは、設定の「ワークスペース」→「利用設定」→「生成設定」から。AutoFlowを使っている人は、設定が引き継がれないので、10月のアップデートの記事で書いたとおり、先に控えておくと安心。
まとめ
アプリ4.0から、PLAUDの再文字起こしと要約のやり直しは、分数もクレジットも使わなくなりました。言語の間違い、あとから登録した用語や話者、要約の形の替えを、分数の残りを気にせずに直せます。消えるのは、自分で書いたノートと手直しだけ。
これまで「分数がもったいない」と見送っていた録音があれば、メモを写してから、1本だけやり直してみてください。
最後に今回の更新で要約とは関係ないのですが、バッテリー持ちの効率がさらに改善されたそうです。
まだ実感はできていないのが正直なところですが、充電回数を減らせるのはちょっと嬉しいところです。
参考文献
- Plaud ヘルプセンター「文字起こし分数(v4.0.x以降)」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63474461290137 (2026年10月25日確認)
- Plaud ヘルプセンター「文字起こしや要約を再生成するには?(v4.0.x以降)」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63429935977369 (2026年10月25日確認)
- Plaud ヘルプセンター「再文字起こし」(v3.30.x以前) https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/50636012493337 (2026年10月25日確認)
- Plaud ヘルプセンター「Plaud クレジットとは?」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/62338962636953 (2026年10月25日確認)
- Plaud ヘルプセンター「文字起こし(v4.0.x以降)」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63429935417241 (2026年10月25日確認)
- Plaud ヘルプセンター「新しいPlaud Mobile Appへのアップグレード(v4.0.x以降)」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/63429903845657 (2026年10月25日確認)
アプリの画面や扱いは、更新で変わることがあります。この記事は2026年10月25日時点の公式ヘルプにもとづいています。

