文字起こしを読み返すと、「えーと」「あの」「まあ」が並んでいて、肝心の話になかなかたどり着けない。AIボイスレコーダーを使っていると、一度は感じる不満です。
PLAUDなら、そのつなぎ言葉を自動で取り除いてくれます。 アプリでは「Auto Polish」、Web版では「自動整文」という名前の機能です。
便利な一方で、記録の使い道によっては、整える前の言葉のほうが大事なこともあります。公式ヘルプ(2026年10月5日確認)の内容をもとに、何ができるのか、どんな記録ならオンにしていいのかを整理してみます。
つなぎ言葉が消えて、読み返しが速くなる!
公式ヘルプによると、Auto Polishは文字起こしの読みやすさを自動で高める機能です。やってくれることは3つあります。
- 「えーと」などのつなぎ言葉を取り除く
- 不自然な言い回しを整える
- 元の意味は変えずに、読みやすい文章にする
オンにしておくと、文字起こしが終わったあとに、整えた文を自動で作ってくれます。たとえば「えーと、来週の、あの、火曜日でしたっけ、そこで確認します」という話し言葉なら、「来週の火曜日に確認します」に近い形に整えてくれる、というイメージです。話し言葉は、そのまま文字にすると想像以上に読みにくいもの。会議のあとで要点を拾い直すときや、長い打ち合わせを読み返すときほど、効果を発揮してくれると考えています。
しかも、整える処理では文字起こしの時間(毎月の分数)を消費しません。無料のプランで使っている人でも、残りの分数を気にせずに試せます。
設定の場所は、アプリとWebで名前が違う
同じ機能でも、アプリとWeb版で呼び名と画面の表示が少し違います。
| アプリ(Plaud App) | Web版(Plaud Web) | |
|---|---|---|
| 機能の名前 | Auto Polish | 自動整文 |
| オン・オフ | 右上のアイコン→設定→利用設定→「文字起こしを自動で整える」 | 設定→利用設定→「文字起こしを自動で整える」 |
| 原文に戻す | 「文字起こしを整えました」→「原文を表示」 | 「整えられた文字起こし」→「元の内容を表示」 |
設定が見つからないときは、アプリを最新版に更新しているか、その録音の文字起こしがすでにできているかを確認すればいいです、ヘルプにも書かれています。
注目は、整えたあとも原文がいつでも見られることです。 勝手に整えた形で上書きされて消えるわけではありません。この点が、次の使い分けの前提になります。
「話したとおり」が要る記録では、原文を読めばいい
読むための記録なら、整えた形で困ることはほとんどないはずです。一方で、話した言葉そのものが意味を持つ場合もあります。
- 逐語録: キャリアコンサルタントが自分の応答を聴き直すための記録(キャリアコンサルタントの回)や、研究のインタビュー(研究者の回)
- 引用: 記事に相手の発言を載せるとき(ライターの回)
- あとで事実を確かめるための記録: 言った言わないが問題になりうる場面(ハラスメントの録音について書いた記事)
こうした記録では、整えた文を読みやすい下書きとして使い、引用や判断の根拠にする部分は原文で確かめる。そうしておけば、オンのままでも基本困りません。誰かに渡すときは、相手が見るのが整えたものか原文かを、渡す前に一度確かめておくと安心です(渡す範囲の考え方)。
「えーと」にも、残しておきたい情報がある
もうひとつ、整える前の言葉にしか残らないものがあります。言いよどみです。
面談や商談で、相手が「えーと、それは……」と詰まった場所は、迷いや言いにくさが表れている場所かもしれません。整えた文章では、その揺れがきれいに消えます。話の中身ではなく、相手の気持ちを読み取りたい記録なら、大事なところだけでも原文で読み返すことに価値があると考えています。
読みやすさは整えた版で、ニュアンスは原文で。2つの版を行き来できることこそが、この機能のいちばんの使いどころです。
ほかの設定と組み合わせると、読み返しがさらに楽になる
Auto Polishが整えてくれるのは言い回しまでで、聞き取りの誤りまでは直せません。人の名前や専門用語の誤変換が多いなら、単語を登録する前に知っておくことや、文字起こしの精度を上げる4つの設定とあわせて見直すと、読み返しの手間はさらに減らせると考えています。要約のどこを確かめればいいかは、AIの要約を直す3か所にまとめました。
まとめ
PLAUDのAuto Polish(Web版では自動整文)は、文字起こしからつなぎ言葉を取り除き、意味を変えずに読みやすく整える機能です。文字起こしの分数を消費せず、原文にもいつでも戻れます。
まずは、次の会議の録音で一度オンにしてみてください。整文と原文を並べて読めば、自分の記録にはどちらが合っているかがすぐに分かります。逐語録や引用に使う記録だけは、原文で確かめる習慣をセットにしておくのがおすすめです。

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参考文献
- Plaud ヘルプセンター「Auto Polish」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/56055573641113-Auto-Polish (2026年10月5日確認)
- Plaud ヘルプセンター「自動整文」 https://support.plaud.ai/hc/ja/articles/56056154866969 (2026年10月5日確認)
- Plaud「What’s New(リリースノート)」 https://www.plaud.ai/pages/plaud-release-notes (2026年10月3日確認)
設定の場所や機能の名前は、アプリの更新で変わることがあります。最新の手順は、上の公式ヘルプでご確認ください。

